シムーン
仕切りなおして。
アーエルは自由を求めているのではなく、自由に生きているのです。自由な分だけ偏見や先入観を持たず、状況に即応して仕方がないとか言い出します。
その上でいくさ人というのはあまりに隆慶マインド、お前はどこの前田慶次郎利益でどこまで辛苦つ降る気か、ていうかあまりにまんまトリックスターだなおい、と感嘆する事しきりです。
そんなアーエルがいつの間にか立ち位置真ん中になってるあたりが好きです。ヴューラも多分部屋ではすっごい馴れ合っちゃってるんだよな、仲間の前ではああいう態度を取って見せてるけど。
でもって、最近評判悪いぽっこり下腹ちゃんことフロエの言う「みんな何かしらあるんだよね、理由」てのはどこまでも個人的な事情、自分のためにとどまるのであって、ユンという他人のために飛ぶ人については「死にたいみたい」というコメントが出てくる。このあたり、なんか突っつきまわし甲斐がありそうな気がしますが、アーエルのあんまりにFな考え方をまるで否定しないコール・テンペストのみんなはすっかり被れちゃったんだなあ、とだけ思っておくことにします。そんなにいやなら泉に行けばいい、という以上、フロエもそんなにいやじゃないんだよな、結局、戦争が。
あと水樹奈々と森永理科は逆でいいよな、と思った。
ていうか森永理科って下がり目から長いの蹴らせてなんぼであって右サイドをドリブルで突破するようなボーイッシュキャラは違くない？ と『いぬかみっ』でも思ったんだけど、これなんだろって思ったら蒼星石のボーイッシュという要素のちと間違った切り出し方なんだ、と納得しましたよ。いや、これはこれで上手いけど、もっと美味しいところがある。
