マクロス7
TVKの再放送。
OPのCGは時代考えると異様な高水準。異様、ってほどじゃあねえか。まあ、でも、よくやっている。
ああ、というか、これは素晴らしいな。
素晴らしい。
今季最高のアニメはこれで決まり。えー?
櫻井智は当時的な水準からすると、恐らくは古臭い。下手というよりは。笠原弘子的なお姫様感を実は色濃く持っていたんだなあ、と再確認しました。
岩男潤子の破綻のなさにも驚く。
■
十数年前の俺はアニメ雑誌などに騙される純真な少年だったのですが、熱気バサラという人は熱血主人公的に紹介される機会が多く、そのような期待を持って本編に臨むと何かが違う、ということに戸惑って、この作品にあまりハマれなかったのでした。
今見ても、熱気バサラという人の陰影の複雑さには唸らされます。そんなバサラに戸惑いながらも惹かれていくミレーヌにも、ツンデレって言葉がなくってよかったなあ、とばかり。
オレの歌を聞け、ってすごいフレーズだよな。平和と芸術への祈りと強烈なエゴと、そして無論、聞いてもらえていない現況への異議の全てが渾然一体となって、まさに熱気バサラその人を象徴する名台詞になりおおせている。
『マクロス7』や『ガンダムW』をいいと思う感受性って明らかに『シムーン』大好きって言い出す感受性だよなあ。
■
なんか、色々あった。
嫌いなもの、を言ってくれる若者は話が進めやすくていいなあ。
アイドルマスター XENOGLOSSIA
83もあるのにノーブラか。
そんなことだけか。
アイドルオーディションと嘘をついてロボとお見合い、というのは、
http://b.hatena.ne.jp/entry/4303390
を連想した。
小清水が無事にならでは感を出してきていて安心した。
堀江はならでは感はまだまだだけれど、ゆりしーでは恋愛体質に過ぎる、てのはなんとなく。
櫻井智はまあ、色々と折り込み済みなんだろうなあ、と思うばかりだなあ。