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『タイドラインブルー』の悪口を書いておく。
まずキールとティーンが双子、というのはぱっと見では分りようがない、と言う事をどれだけ分ってたんだろう、と思う。
派手な髪色の世界(例えば『D.C.』みたいな)で、髪の色が同じ、というのはこれはかなり強力な血縁の表現になりえます。水越姉妹や白河姉妹は一目瞭然ですね。
でもあれだけ地味な髪色の世界で、金髪二人ってのは似てるとは言わないんじゃないかしらね。
あと登場人物の対人距離感がなんか馴れ馴れしすぎて敵味方とか知り合いか否かとか全然わかんない。
事情を飲み込んだ上であの船に乗ってるのかと思ったらこいつらが攻撃したんだ、とか言って逃げ出すしさ。
キールの描写のイヤな感じの啓蒙主義については項を改めたい。