CANVAS2

 平野綾は前線においてナンボ、なので、間違ってもCBでポスト井上喜久子にしようとしてはいけない。レフティモンスター・高橋美紀を目指すのですよ。大原さやかもそうしてりゃなあ。
 という意味でディフェンシブな川澄、すなわち最近散見する母親役にこう、ちと不安を覚えたり。まあこなせてるんだけどな。でも、伝説の清純派の信じ難い爆速を生かす場所はそこじゃないはずだが、三十路の坂越すとなあ。今のうちから準備はしておいたほうがいいんだろうなあ、将来の生き残りには。でもそれって名前を売ったから名前をが売れているという理由でもらえる素でやってまあかまわない中年女性の役、であって、そういうのは否定せざるを得ないんです、声優にファンタジーを求めるタイプとしては。
 橘ひかりの不器用さが好きです。妹声優、から全然脱却できてないあたりの。というか、野田順子桑谷夏子が自分は役柄(陽ノ下光、可憐)と違う、とその役でのブレイク直後に言い続けていたのは、鳴沢唯のイメージがつき過ぎた結果その後の展開に支障を来たした橘ひかりへの反省だったんだろうなあ。ちょー妄想。
 高橋美佳子がもう一回り力感出せればなあ、というところ。