かしまし

 納得度の高さがカオスなものを排除してしまう、という。
 贅沢っちゃ贅沢な話なんだが。
 内面て奴を提示するに際して、丁寧に理路を追われるよりは、不透明なままぽんと投げ出された方がキャラクターが生き生きして見える、という、まあぶっちゃけ趣味の話ですが。
 花田十輝はそう言う意味で上手いけど感心しかねるシナリオライターである事です。
 明日への伏線。
 尚、原作が一話で女の子になるや否や二話で逆告白、と高速で展開するのはあかほりさとるインパクト至上主義の俗悪なストーリーテラー*1である事にも起因するかと思われます。まあでもそれはそれでいい、つうか、そっちの方がむしろ恋愛的だよね。
 

*1:畏友・スジャータ四谷氏から「「インパクト至上主義の俗悪なストーリーテラー」ではなく「俗悪なインパクトをもってよしとするストーリーテラー」のほうが正しいと思われ。 」という指摘を受けた。これはその通り。