http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.tsuyokiss.jp/staffcast.html
 予想通り。
 前々から不思議なのは、原作ゲームの原画家がキャラクターデザイン・総作画監督を務めない事や、原作ゲームのシナリオライターが全話のシナリオを書き下ろさない事は責められないのに、キャストの変更だけはみんなぶーぶー文句を垂れる、という事で。
 メディアを変更し、作品を再構成すれば、当然求められる演技・声質も変わってくる。だからキャストを変える、というのは至極当たり前な話だと思うのだけれど。
 声だけを聖域化する考えは、一見声オタ的に見えて、その実作品の有機的な一部としての声、という観点を欠いているように思うのだけれど。
 いやまあ難しいんだよね。声についてどう考えるかって。キャスティングって大人の事情が絡んでくる部分でもあるし、大人の事情までで思考停止してる人も山ほどいるし。
 ところで無論声だけを聖域化する考え方とは例の「事が声優に及んだ瞬間あの憤ろしい秘密の目配せを交わし曖昧な微笑を以ってその話題を圧殺しようとする手合い」とも共通する態度でありまして、声優ファンとアンチ声優ファンはかくのごとく通底しあう、というイヤなお話。