ラブゲッCHU

 今週も神エピソードでした。
 アイドルとして売られるか声優として売られるかの差異が演技の質に現れ、そしてそれは本質的に本人しか気にしない、という真実をこれだけ端的に描き出されると、もう本当になんも言う事ない。現実も事実もないけれど、真実だけはある。自堕落に現実と野合した『REC』あたりの志の低さと比較した時にこの作品の佇まいはあまりに気高い。
 あとは声優であるを選ぶ事のなんたるかを逃げずに描けるかどうか。描ける、と信じますが。
 先週からOPが二番になってますね。映像も差し替え。
 高本めぐみのコケティッシュな歌声で女の強かさを描く一番から、坂本梓馬の力強いボーカルで乙女の純情を歌い上げる二番へ、というのはなんかちょっとポリティカリィにコレクトでない気がしなくはないのだが。