■

　最終回ウィーク。
　『シムーン』は素晴らしすぎるんですが、『コヨーテ ラグタイムショー』が叩いてナンボ、な扱いを受けているのがなんだかやりきれない。
　新井里美と川瀬晶子がいつしゃべるかいつしゃべるかと集中していた以上のコメントは、広橋涼はやっぱり天才だなくらいのどうでもいいアレしか基本的にはないんですが、各エピソードごとにお話にリセットが掛からなくて前回のお話のそのまま続きをやっていくというような構成でちゃんと各回に派手な見せ場を入れたのは大変な技術力だと思うのね。無論、そんな構成をとったからこそだらけたのではあれ、チャレンジはチャレンジとして評価されていいんじゃない、とはね、思うよね。
　評判がいいのは『ガイキング』あたりでしょうか。大人になったみんなの作画がキモいのをのぞけばまあよくまとめたな、というところですか。