コードギアス 反逆のルルーシュ

 竹Pイズムのパロディ、にいっそ見える。
 ここまで強圧的な帝国にリアリティとアクチュアリティがある、とは流石の竹Pも思ってないんじゃないかなあ。『リベリオン』的な、ファッションとしての圧政。そういうキッチュな事をきっちりこなすセンスが谷口悟朗には欠けている、と俺は前から思っているのだけれど。それが一概に悪いてんじゃないけど、抹香臭い作風の人なんだと思う。『スクライド』ってそんなに弾けてなかったよねと言いたい、要は。
 なので、変に肩に力の入りすぎている印象が拭えません。
 『ガン×ソード』は倉田脚本を得た桑島の確変あってはじめて青春モノとして成立した感が強いし、無難に立ち上がったとは言っていいと思うんだけど、先行きは不安。