お返事ーズ。
http://b.hatena.ne.jp/natu3kan/20061115#bookmark-3244162

サーカスとオーガストみたいな声優ゲーが台頭してきたのはたしかにあるよなあ。みたいな。そう考えるとエロゲっていま三つの分野にわかれてるのかなあ。とかおもた

 あー、声優云々はアニメ声優、声優ブーマー第四世代台頭期の混沌の話のつもりだったんですが、エロゲ声優のアイドル化って確かにこの時期ですね。事態が十分に進行したことを示すと言っていい『はいぱぁ★やっちゅー! MEGA・みなみん♪』の発売が2002年11月29日。ということは、事態はその前に進行していた、ということに他ならず。
http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20061115/p4

それ以前にエロゲ語りがイイ感じで盛り上がってたのなら、それはただのエロゲ語りブームだったって思うとイイんじゃないかなー。

 普通に端からみたら哲学者で批評家の東浩紀とその周辺に触発されてか妙に面倒なエロゲ語りが一部オタの間で流行った時期があった、ようにしかみえないけどな。

 に関しては氏の最初のまとまったエロゲ論の上梓が
http://d.hatena.ne.jp/keyword/ưʪ%B2%BD%A4%B9%A4%EB%A5ݥ%B9%A5ȥ%E2%A5%C0%A5%F3

2001年11月

 であり、氏の責任編集になるTINAMIXの創刊を氏のエロゲ評論活動の最初と見ても、その創刊の前年の1999年にはネットでのエロゲー語りは既に十分に整備されていた*1事を鑑みると、不正確であると言わざるを得ません。
 さておき、エロゲを熱く面倒くさく語るブームがあった、というのは頷けるところ。内実がなかったとは思いたくはないけれど。

*1:例えばアシュタサポテのhttp://astazapote.com/archives/199910.htmlであるとか、ギャルゲー日記のhttp://imaki.hp.infoseek.co.jp/old/g9907.html#25000であるとかの、注目すべき記事がこの年に既に書かれている。