機神大戦ギガンティックフォーミュラ

 茶番に回帰する残酷さ、を狙ってるんだろうけれど、茶番の構築がやはり甘いがためにシリアスに展開しようとしても上滑るんだと思う。
 茶番が残酷さと隣り合わせであるのは、作品世界が視聴者の感じる残酷さとは異なった内的論理を有している、作中人物がある整合性を世界に対して感じている証拠でもあるわけで。