退院して最初にやったのは、家族への仕送りなんだぜ。

 小雨を褒める麗。アホの立夏に気遣われている可能性に少し神妙な顔をする麗。帯締めを苦しくなるくらいに締め上げる麗。
 無闇に女子的でなんかこう、それはそれでありかと思いました。
 小雨はとても可愛かったです。
 髪をアップにしたほうが若々しい海晴姉さんは普段のあの髪型どんだけおばちゃん臭いんだと思いました。
 あとキャラ紹介絵がラフじゃなくなってた。
 違和感。

 あとらいなの「ひめナビ」は相変わらず面白いと思うんだ。
 本編「おひめさまナビゲーション」のコミカライズがはじまった翌月にいい加減極まる学園編をぶつけ、ギャルゲー雑誌でまっこうオタクの体臭ネタをやるロックスピリット。全編に漂う投げやりな空気感の中にたまに放り込んでくるネタの異様なハイエンドさ*1。無闇な攻撃性とその攻撃性を中和する頭身低くかわいらしい絵柄、をやっぱり裏切る荒々しい描線。オチているといえばオチている、弱いといえば弱いオチに代表される、案外緻密にプロット組んである*2割に構成的な臭みの抜けたストーリーとかそうそうないと思う。
 ゆるさとロックスピリットの配分が絶妙。今こここいつにしかない均整がちゃんとある、この奇貨置くべしとしか言いようのないクオリティ。
 ええ、僕らの愛するチャンピオンコミカライズの匂いを一人G`sの誌面で放っているわけですよ。
 更新停止じゃなかったの?
 新規エントリは起こさない、ってことで。

*1:携帯をきっちりデコレーションする白雪姫の残念なストラップがまりもっこりドアラ、という、あるあるネタにしても狭くて深過ぎるだろJKなセンスとか、「豚とか! 豚とか!!」とか、たまんないよね。今回で言えば、人魚姫がチコクチコクで通学路を急ぐ擬音が「びち びち」な時点でなんか突き抜けてるわけじゃないですか。

*2:導入からオチまでの流れは異様にスムーズだよね。中盤にぶっこまれるネタも無理して入れているわけじゃなくて、ちゃんと必然性ある形で配置されてるし。