お返事第一回。

http://catfist.s115.xrea.com/wiki/wiki.cgi?page=Diary%2F2005%2D11%2D07#p0
 これは経験則ですが、物語がないと、人は欲情できません。
 企画モノAVの頭に出演者のインタビューがあるのはそう言う理由です。
 なんかいきなりセックス、ではなく、夫が蒸発してお金に困ったのでAV出ます、みたいな物語性が要るわけです、欲情するのに。
 グラビアポエムってのもそうです。
 じゃあエロゲーは、というとこれが結構難しい問題で。
 例えば《スーパーリアル麻雀》シリーズは、作を追うごとに設定が長大化し、ただ麻雀をやるとなんかチャンネエが脱いでくれる、というものではなくなっていき、『リアル麻雀アドベンチャー 海へ』というよくわからないことになって一旦打ち切りになる。
 ストーリーがどんどんとゲームの側のものになっていく。
 というのはこれは『天使たちの午後』からしてそうだったわけで、これが今あるエロゲの祖、と目されるのはまさにそのストーリー性の故です。
 野球拳なり麻雀なりで勝てばH、というゲームにも物語はある。ユーザーの脳内に。
 でも、それだとユーザーに創造性が要求され、敷居が高い。
 だから、ゲームの側が物語を備えていかなくてはならなくなる。
 ポルノである、と言う事がエロゲが物語を持つべきである事の大きな根拠になっている。
 というところで続くです。
 フレーバーとシステムは分離できるのか、みたいな話に触れるはず。