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前島君の↑のを読み返して気づいたんだけど、1968年前後つうとその前年が声優史的にまるで見逃せません。
岡本麻弥、林原めぐみ、矢島晶子、亀井芳子、吉田小南美、麻生かほ里、平松晶子、愛河里花子、瀧本富士子、三石琴乃、幸田夏穂、百々麻子。
佐々木望、森川智之、子安武人、うえだゆうじ、檜山修之、岩田光央、松野太紀、石田彰。
これ全部1967年生まれ、ってすごいよな。
1968年だと。
日高奈留美、南央美、白鳥由里、久川綾、松本梨香、渕崎ゆり子、菅原祥子、木内レイコ、高野直子、小谷朋子。
三木眞一郎、緑川光、神奈延年、千葉一伸、野中政宏、遊佐浩二。
なんか微妙に渋くなります。67年組の女性声優は流石にベタ過ぎてちょっと好きな声優の欄に書けないけど、68年組の声優ならまああり、と言って何の話かわかりますでしょうか。
1969年。
氷上恭子、夏樹リオ、倉田雅世、國府田マリ子、徳光由禾、草地章江、横山智佐、浅野まゆみ、伊東みやこ、岡村明美、加藤優子、嶋村カオル、長崎みなみ、安原麗子
置鮎龍太郎、石川英郎、古本新之輔、岡野浩介。
すっげえ渋い、となんかやたらにアイドルしい、という二極分化。
参考資料ウィキペディア。
裏とってねえけど75年前後と80年前後にあとボリュームゾーンがあるはず。
というのは多分声優さんてのが高卒養成所卒で20歳前後から五月雨式にデビューするもんだからで、デビューしてからプロ野球の新人資格があるくらいまででこれも五月雨式に本格化して、あ、なんかこいつらの時代だな、っていう印象になる。
75年前後組*1は、そうなると95年〜00年、80年前後組*2は00年〜05年くらいにこの辺が今来てるのかな、という感じ、75年前後組は00年〜05年にこいつらがトップコンテンダーかって感じ、80年前後組は早い連中が第一線であとはまさにこれからなはずで、これはそれなりに実感にもあう。
色々見てると2003年、電通によるパイオニアLDCの買収=ジェネオンの成立って大きな出来事だったんだな、と思う。
その頃から80年前後組が台頭してくるから、単純計算で1998年から75年前後組の時代になるはずだけど、何があった年っていやいいんだ、こりゃ。
98年のアニメ。『COWBOY BEBOP』『serial experiments lain』『アキハバラ電脳組』『カードキャプターさくら』。それなりに象徴的ではあるか。
王子様三部作の終焉=第一期大月アニメhttp://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-ootukianime.htmのひと段落。惑星開発委員会は本当にこの記事だけは読む価値あるよな。この記事だけだけど。この記事にしても無意味なオタク批判は差っ引かないといかんけど。
この年サンライズが『BEBOP』と『センチメンタルジャーニー』という別々の方向で声優界の動向が見えてなかったアニメを作ってるのは面白い。その一方で川澄綾子をデビューさせてるのね。『アウトロースター』で。
『彼彼』『鉄コミ』も98年。確かに75年前後組が出揃って80年前後組の先発組が出始める時期かも。