http://blog.livedoor.jp/y0780121/archives/50070492.html
 その通り、と思ったのでその通り、と書いておく。
 特にこれ。

たまたま調子が出ずに自滅してしまった

 そういう意味で日本が勝ったっていうよりはキューバが負けた、という試合でした。
 エラーも出た、投手もみんな乱れた、どっちが勝っても勝った事以外褒めようのない泥仕合
 みょーに評論家周りから精神論ばっか飛び出したのはこの決勝が偶々勝った試合でしかないのが明らかだから。大塚だけはまあ、勝つに相応しい仕事をしたかな?
 準決勝はいい試合でしたけどね。福留の本塁打こそ偶然の要素はあるものの、あそこは金城も打つだけならできる岩村もいた。ク・デソンの故障で左のリリーフがいない韓国の台所事情に対し、よりどりみどりの左の代打がいたのは日本プロ野球の培ってきた選手層の厚さ。それと無論完璧な投球をした上原の勝利。
 非常にストロングないい勝ち方をしました。
 
 で。
 そんなWBCから無理にでも戦訓を引っ張り出すとすれば、日本の投手選考は恐らく正解、という事くらいだろうか。
 一試合に投げる投手の数はあんまり増やさない方がいい、というのは野球の原則。どこに不調のピッチャーがいるかわかんないからね。調子のいい奴にすぱっと投げきってもらうのが一番。その意味で、先発+第二先発システムは合理的。
 球数制限・連投制限があるからリリーフの無理使いもできないわけだしね。
 
 で。
 文化論的な何かを引っ張り出すとすれば。
 フォークを操る上原、地上高10cmから投げる渡辺、ムーブしない真っ直ぐで空振りを取る松坂、とメジャーにはいないタイプのゲテモノ投手がそれぞれ結果出したね、というところか。
 松坂はそんなにゲテモノでもないけど。