http://www.so-net.ne.jp/e-novels/hyoron/genkai/021.html
 「鑑賞型感情移入」ってこれ要は大塚英志の触手論じゃないの、とか。
 あと更科修一郎の男性不在の楽園論。
 それからアリスの陵辱するのはヒズチンポシステム。
http://web.archive.org/web/20020110043300/www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8179/diary5.html#991013a
http://web.archive.org/web/20021021203211/www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8179/diary7.html#000306c
 まあ近々でこのあたりとの差異を析出すると面白いんじゃないのかしらねとは言えるが、しかし、どうなんだろう。
 個人的には、ライトノベルのヘタレ主人公は感情移入の対象ではない、という議論にはどこか倒錯したものを感じる。あれって等身大って事なんじゃないの、普通に考えれば。そしてそれはエロゲを持ち出すべきところじゃなくて、山口智子あたりが主演していたドラマなんかに通底する感覚のはずだ。
 倫理的に肯定できないと感情移入できない、てのは大分頭でっかちな話なんじゃないかしら。或いは読み手の意志がダイレクトに反映されうるべきエロゲのやりすぎ。選択肢を通じて明示された読み手の意志に反しないのならばヘタレ行為に敢えて違和感を持つ理由はない。書いてある通りに仕方がないと思えばいい。