金色のコルダ

 新井里美は大変に可愛い。
 吉田玲子の脚本はなんでこんなにもこう、俗情に阿るばかりで世界の広さを感じさせてくれないんだろう。
 生活の全てがバイオリンを中心にまわっていく、ということ、モノとの関わりの中で世界が開けていく感覚とかどうでもよくて、モノなんぞに淫してしまう月森君の歪んだココロを解決されるべき問題として提示するばかりでさ。抑圧的だよなあ。