ハヤテのごとく!

 大まかに言って、歳の若さは声の高さ・細さを意味し、体の大きさは声の低さ・太さを意味します。
 若く体の小さな声優は高い声を出すことが出来、若く体の大きい声優も高い声を出すことが出来ます。若くはなく体の小さな声優は高い声を出すことが出来ますが、若くはなく体の大きな声優は高い声を出すことが出来ません。
 二十代前半には高い声で勝負していた体の大きな声優が、二十代後半にさしかかって来ると、若さと共に高音を失う*1、というのは、悲しむべき、しかししばしば我々が直面させられる問題であります。これを、体の大きさが出てしまう、とか、体が重そう、などと称します。痩せ型ではあるものの、159cm*2も身長のある釘宮理恵は、その若かりし頃の声に対して、あまりにも大柄であります。
 日本一の妹声優はもういなくなってしまったのだなあ、と悲しい気持ちで画面を眺めていました、『ひだまりスケッチ』に引き続いてだったので、よりいっそう。

*1:声優の体が出来上がって声が太くなる、というのも大きな要因。

*2:冬馬由美158cmよりも大原さやか158cmよりも山口眞弓157cmよりも大きい、例えば。え、てか、山口眞弓ってそんな小さいの?