ガガガトークLIVE!スペシャルに行ってきたよ。
 『ベクシル』は『RUN=DIM』みたいだと思った。へーぶんのー。水樹奈々の歌仕事では「HEAVEN KNOWS」と「テルミドール」が好きです。
 いや、まあ、CG技術的には天と地ほどの隔たりがあるわけですが、画面が暗くて面長アニメ絵っぽい人物で、日本の悪を外国の秘密部隊がどうこう、みたいなのが。
 ところでCGアニメってなんで画面暗くしちゃうんだろ、というのは前々からの疑問で、ただでさえ主線がすぱっと引かれていないがゆえにオブジェクトの輪郭が把握しにくいものをもっと分りにくくして何がしたいんだ、と思ってきたわけですが、最近一部氷解しました、この疑問。
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=473384&log=20070519

例えば、「ゲームシナリオのドラマ技法」ではFFシリーズの「画面の暗さ」を常に指摘する。しかし、舞台芝居において顔を白く塗り目に隈取りをほどこす営為をRPGに置き換えて見た場合、役者の表情に相当するのは画面内のダメージ数値がハッキリ見えることである。白抜きの数字がよく見えない「明るい画面」は、ゲームには必要ない。

 フルCGムービーの発展がゲーム経由だから、なのね。まあそれが全部ではないと思うけど、それなりに説明はつくわよね。
 シルエット/動きではなくレンダリング/色こそが追及される余地のある問題、として、その登場初期に意識されたってのもあるのかも。
 言い換えると。
 画面の暗さは模型趣味に言うウェザリング
 『ベクシル』気に入らなかったの? いや、面白そうだと思ったよ、普通に。
 中村九郎先生の登場は嬉しいびっくりでした。
 一箇所、『オモイデ教』と原田宇陀児の説明はもっとすぱっといけないもんか、と思いました。
Leafってメーカーの『雫』ってゲームが『オモイデ教』っぽい話で、原田さんはその『雫』を見てLeafに入られたんです。で、『White Album』っていうゲームを作られたんですけど、これが結構すごくて。それで、今回お願いしました」
 でよかったのではないかしら。