アイドルマスターXENOGLOSSIA
うーん、もう一話欲しかった。
桃子のポテンシャルを生かし損ねた印象。
テンペスタースとヒエムスももちょっとキャラ立ててやれれば。
十分秀作だが、惜しい。
整備班の面々がインベルの成長を口々に誉めそやすあたりがこそばゆくてよかった。なんかインベルがカトル・ラバーバ・ウィナーに見えてきて。宇宙の心に出会うまで、お姉ちゃんたちが一生懸命面倒見てくれたんだ、みたいな。
全体としては、井口裕香がちゃんとために死にたい女の子のリアリティを発揮できていたので、インベルの気持ちの流れは受け入れ易かった。
矢島晶子流の優雅なる冷酷じゃなくて、無神経な傲慢。私のために死んでくれるくらい私の事が好き、ということに喜べる。
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9月分見返してます。
前言撤回。ああ、いや、これ十分以上に傑作だなあ。
シュトゥルムオーフェンて何? てのとヌービアムは何したの? てのが多少飲み込みにくいが、そこさえ飲み込めればあとはiDOLどもが一念発起、男を見せて女を泣かすだけですからね。
男を見せるってのもなんだ、アレだが。
人型決戦兵器、が男性型決戦兵器であると喝破した、てとこでは、なんかこう、ジェンダーSF的な文脈でも読めなくないなあ。
『銀色の恋人』がそうだって事でいいならこれも。
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このデコちゃん役のすごくいい役者は『なのはStS』にも出てたみたいだけどどこにいた?
右前目から中原麻衣の上がりを引っ張り出す、とまとめればおんなじ事をしてるのにこの出来の違い。声優ワンダーランド。田村ゆかりって上手いようでいて使いどころの難しい声優さんよね。
柚木涼香もここまで声作らせればこの位置でもそれなりの存在感は出る。柚木涼香じゃなくてもいいとか言うな。
基本的に全キャラ敢えて、なのが鶴岡陽太らしいわよねえ。
ああ、そっか、斉藤桃子って鶴岡声優なのな。何を今更だが。