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ワシ・タカ、つまりタカ科動物の標準和名ってなんていうか、ケイオスですよね。
基本、ワシの方が大きくてタカの方が小さいんだけど、カンムリワシはオオタカくらいしかなかったりする。
日本のワシタカ類を大きさ順でまとめれば
オオワシ>イヌワシ=オジロワシ>クマタカ>(トビ大)トビ>(カラス大からカラスより大)オオタカ=カンムリワシ=チュウヒ=ノスリ=ハチクマ=ミサゴ>(カラス大からカラスより小)サシバ=ハイイロチュウヒ=ハヤブサ>(ハト大)ハイタカ=チゴハヤブサ=チョウゲンボウ>(ムクドリ大)ツミ
カンムリワシがやはり小さい。
まあ、カンムリワシは沖縄にしかいないので、本土ではワシはタカより大きい、というルールはほぼ守られているとは言える。
イヌワシとか野生でみたことねえけど。
これにさらに海外のワシタカ類を入れるとさらに混沌は加速する。
オウギワシ、フィリピンワシ、ゴマバラワシあたりはほぼオオワシ大、ハクトウワシ、コシジロイヌワシあたりはイヌワシ大で、この辺はまあ困らないのだけれど、カンムリクマタカがイヌワシ大。そしてヒメクマタカがオオタカ大。ヒメなのにオオと同じサイズ。多少、ヒメクマタカのほうが小さいけれど。
さらにチュウヒワシとかチュウヒダカとかもう何がなんだかよくわからないことに!