2006-05-21から1日間の記事一覧

山口貴由『シグルイ』6巻

盲目描写としては『夕凪〜』よりもこっちの方が、とか。 ネタ的ななんとかとかさておいて物凄いテンションです。作者が心配になってきます。 目が見えない事の恐怖を全てが見えているはずの視覚メディアでここまで味わわされようとは。

こうの史代『夕凪の街 桜の国』

そのブックオフにて100円で購入。 堪能したけど、多分これはこの人の最高傑作ではないんでないかな。 なんとなくそういう感覚があります。特に「夕凪の街」の恋人になった日に倒れる作為っぽさとか、こう言う事をしてみました感が漂う。 この人の他の作品が…

かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』15〜

http://www.geocities.jp/wakusei2nd/banana.htmlに触発されて、近所のブックオフで立ち読み。 終盤のどんどん神がかっていく海江田は戦後日本の鬱屈云々じゃなくて作家が自キャラを崇拝しだしてしまう現象に過ぎないんじゃないかな。だってシーウルフの猛攻…

高屋奈月『フルーツバスケット』20巻

楽羅はかっけえなあ。 楽羅の失恋話が12巻で、そこから8巻ごしの伏線、という、この気長さがフルバ。 そうだよね殴るしかないよね。 無論、大失恋をした女の子は相思相愛なのに何もしない恋のライバルを殴っていいくらいには偉いのだし、しーちゃんに甘やか…

大久保篤『ソウルイーター』6巻

面白くは読んでいるのだが面白いです以上の言葉が出てこない漫画。 プロップデザインが一々センスよくて、「地面を蹴り上げたところで何の理想も生まれやしない……」みたいな台詞回しが好き。なんにもいってない。

コミックREX6月号

絶叫「じゅっTEN!」がなんかまとめに入ってないですか? 終わっちゃうのかしら。寂しいなあ。

コミックゼロサム増刊WARD 2006 SPRING

今号の高遠るい「邪眼ボクサー」はしとね名義の「アルビオン 白き島にて」と並ぶ大傑作です。エロゲは多世界解釈だなんだかんだとかそんな話をしてしまいがちな俺やあなたは必読。