乙女はお姉さまに恋してる
紫苑さんはてっきり男の子なんだと思ったのだけれどそういうわけじゃないのか。つまらん。
という発想が出てくるのは無論声の寄せと散らしの問題なのでありまして、浅野真澄・たかはし智晶・松本彩乃・神田朱未というのはみんな声優サッカー用語に言う右利きな声質なのであって、それに対して堀江由衣と松来未祐は左利きであって、その質感はまるで前者のグループとは異なっているわけです。
堀江由衣のチンコ適性は彼女だけのオリジナルであるのは言うまでもないし、左サイドのスペシャリスト・みゆみゆは決してそんなにほっさんに似た声をしているわけではないのだけれど、それでもこの配図の中では際立って同質的なわけで、そうなると、瑞穂と紫苑だけに共通する要素がなんかあるんじゃないか、とは思えてくるよね。そういう感覚がなくてこのキャスティングなんだったら不安。『D.C.S.S.』のスタッフだしなあ、しかも。なんたって。
懸案の木村まどかは男の子路線に転向すると良い、と思いました。甲斐田裕子と井上麻里奈のミッシングリンクを埋める声質だよね。てことは、もっと声を散らしたアニメのほうが適性があるはず。
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みくる空気話。
http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20061013/1160744335
http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20061013#1160747816
再掲。
http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20060818#1155927298
単に一巻でキャラクターのポテンシャルをかなり使い切ってしまっただけだと思うのですが。フェイクだってわかっちゃってますからねえ、みんな、キョンのみくるへの賛辞は。それにみくるとキョンの関係は結局まだほぼ一巻終了時点から動いてない、というような事情も勘案しなくていいのかと。
あとどれくらい巻数重ねる気か知らないけれど、ここからみくるに巻き返させる手はいくらもあって、例えば『消失』p182に「ごめんね。わたし、ちょっと長門さんって今でも苦手で……」なんていい布石が打ってあったりします。『消失』は長門を除くとみんなよいなあ、読み返してみると。